ボクシング興行自粛を5月末まで延長 高山勝成は定年延長へ

2020年04月06日 17:28

格闘技

ボクシング興行自粛を5月末まで延長 高山勝成は定年延長へ
高山勝成 Photo By スポニチ
 日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は6日、都内で新型コロナウイルス対策連絡協議会を開き、5月15日までとしていた興行の自粛期間を5月末まで延長することを決定した。各プロモーターに対して中止、延期を要請する。
 また、興行の自粛期間はプロテストも実施されないため、受験の制限年齢を超えてしまう選手、期間内に試合申請のあった定年を迎える選手の救済について柔軟に対応することも決定。これにより、高山勝成(寝屋川石田)の定年延長も認められる見込みとなった。

 ミニマム級で主要4団体の世界王者となった高山は東京五輪挑戦のためアマチュアに転向後、プロ復帰。ライセンスが自動失効する37歳の誕生日(5月12日)までに1試合を行い、医師の診断などをクリアすれば、元世界王者の特例で更新が可能な状況だったが、5月10日に大阪市で予定していた復帰戦が延期されたため、定年延長を求めてJBCに嘆願書を提出していた。

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