元王者・高橋悠斗氏、電撃引退の真相語る…モチベーション低下が理由ではなく

2020年05月04日 05:30

格闘技

元王者・高橋悠斗氏、電撃引退の真相語る…モチベーション低下が理由ではなく
オンライントークショーを行った高橋悠斗氏と木村悠氏(提供写真) Photo By 提供写真
 プロボクシング前日本ライトフライ級王者の高橋悠斗氏(27)が3日、元WBC世界同級王者で執筆や講演など多方面で活躍する木村悠氏(36)のオンライントークショーにゲスト出演し、電撃引退の真相を明かした。高橋氏は昨年10月に日本王座を獲得。3月に矢吹正道(緑)と初防衛戦を行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期が続いたことからタイトルを返上して現役を引退した。
 当初はモチベーション低下が理由とされたが、高橋氏はこれを否定。自身が減量期間や練習時間の長いタイプのため「仕事として費用対効果が低い。その時間を他のビジネスや勉強に充てたいと思った」と説明した。

 一方で「体も心も消耗していた」と長引くコロナ禍による影響は認めたが、引退については「後悔していない」と断言。「ただ対戦相手と応援してくれた人には申し訳ない気持ちはある」と語った。

 現在は経営する飲食店も休業中で、住む家も失ってホテル暮らしだが、スポーツ全般に関わるオンラインサービスの会社を設立する準備中であることも明かした。

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