中垣龍汰朗「2年後には世界チャンピオンに」小郡市長に白星デビュー報告

2020年09月02日 11:57

格闘技

中垣龍汰朗「2年後には世界チャンピオンに」小郡市長に白星デビュー報告
プロデビュー戦を2回TKO勝利で飾った大橋ジム期待のルーキー中垣龍汰朗(右) Photo By スポニチ
 8月24日のデビュー戦(東京・後楽園ホール)で2回TKO勝ちしたプロボクシングのスーパーフライ級、中垣龍汰朗(20=大橋ジム)が福岡県の小郡市役所を表敬訪問。加地良光市長に白星デビューを報告した。
 宮崎・日章学園高時代に高校5冠、国際大会でも3度優勝した逸材。東京五輪出場を目指して東農大に進学したが、国内予選で敗退。今年2月にプロ転向を発表。コロナ禍でジムが2カ月使用できなくなり、デビュー戦は8月にずれ込んだ。基礎的なトレーニングを徹底して取り組み「しっかり土台ができた感じがしました」と前向きに捉えた。アマチュアに比べてグローブが小さいこと、上半身を脱いで戦うこと、会場の雰囲気などが違った。その全てが「楽しめた」と振り返る。

 小学校卒業と同時に親元を離れたが、今年1月の成人式にも出席するなど、郷土愛は変わらない。「都会すぎず、過ごしやすいので好きです」。気の置けない友人と会えるのも大きく、「昔と変わらない感じで接してくれて、そういうのがすごい大切だなと思います」と周囲に感謝した。

 今後について「2年後には世界チャンピオンになって、どんどん小郡(の名を)を上げていく活躍をしたい」と意気込む。所属する大橋ジムはWBA&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(27)、WBC世界同級暫定王者の井上拓真(24)、元世界3階級制覇王者の八重樫東(37)も輩出している。た。「お手本がたくさんいる。いい環境だと思います」と背中を追いかける。

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