王者・鷹木、初防衛!コブに雪辱!! 3度目の対戦で初3カウント

2021年01月06日 05:30

格闘技

王者・鷹木、初防衛!コブに雪辱!! 3度目の対戦で初3カウント
ラスト・オブ・ザ・ドラゴンでコブ(左)を仕留める鷹木(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【新日本プロレス「レッスルキングダム15」   ○鷹木信悟  片エビ固め  ジェフ・コブ● ( 2021年1月5日    東京ドーム )】 NEVER無差別級選手権が行われ、王者の鷹木信悟(38)がジェフ・コブ(38)を下し初防衛に成功した。04年アテネ五輪出場などレスリングをバックボーンに持つ挑戦者の破壊力十分の投げ技に苦しむも魂のこもったファイトで勝利。3度目の対戦で難敵を退けて、21年の快進撃を予感させた。
 パワー、技の切れでは完敗だったが勝負には勝った。これもプロレス。ダメージが大きく敗者のように肩で呼吸する鷹木だが、王者としてのプライドは守った。「ダメージで気分は最悪だけど…」と切り出すも「やっぱ気分は最高だな」としたたる汗を拭った。

 前日の内藤対飯伏の38歳対決を観戦。「いい刺激をもらった。あの試合に負けない試合をしたい」と心を鬼にして決戦のリングに上がった。相手は同じ38歳の五輪戦士。無尽蔵のパワーからのさまざまなスープレックスで追い込まれたが、一瞬の隙を突いた足への攻撃が突破口となった。

 何度投げられても心は折れず、起死回生のラスト・オブ・ザ・ドラゴン。肩車した相手を脳天からマットに落とす必殺技で3度目の対戦で初めてコブから3カウントを奪った。コブにリベンジを果たし初防衛。それでも王者は「この試合はまだ2020年の総決算。21年が始まるのは明日からだ」と叫んだ。

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