村田諒太、スーパー王者昇格「他団体王者との統一戦も可能性が広がった」
2021年01月07日 16:55
格闘技
WBAは5日(同6日)に開催されたチャンピオンシップ委員会で「村田の経歴と記録は任命に値する価値がある」としてスーパー王者昇格を承認した。スーパー王者に昇格したことで指名防衛戦の期限が9カ月から18カ月に延長される。また、最上位の王者以外とは統一戦を認めていない団体もあり、村田が希望するIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(38=カザフスタン)との統一戦の実現に向けて、一つ条件がクリアされたことになる。
2012年ロンドン五輪金メダリストの村田は13年8月にプロデビュー。17年10月、ハッサン・エンダム(フランス)を下してWBA王座を獲得。18年10月の2度目の防衛戦でロブ・ブラント(米国)に敗れて王座から陥落したものの、19年7月の再戦で王座返り咲き。同12月には、スティーブン・バトラー(カナダ)を5回TKOで下して初防衛に成功した。戦績は16勝(13KO)2敗。