ジャイアント馬場さん23回忌に弟子ズラリ集結 天龍あいさつ、カブキ「追悼舞」披露
2021年02月04日 20:56
格闘技
「2・4」は82年に東京体育館でスタン・ハンセンとのPWFへビー級選手権を懸けた名勝負が行われた日。第3試合では当時のVTRが場内のスクリーンで再現され終了後は選手、関係者がリングに集結。丸藤正道、川田利明、佐々木健介、太陽ケアに加え、スタン・ハンセン氏、ドリー・ファンクジュニアPWF会長のビデオメッセージが紹介され、追悼10カウントが鳴らされた。
コロナ禍で来日が叶わなかったハンセン氏は「ミスター・ババと初めてシングルマッチをやった2月4日、それも同じく木曜日にメモリアルマッチが開催されることは私にとって、すごく運命的なことと感じています。彼は握手だけで契約ができた信頼できる男だった。彼との試合は一緒忘れない。ミスター・ババ、ありがとう」とメッセージを送った。
当時世界最高峰のNWA世界へビー級のベルトを日本人で初めて巻き、2メートル9の長身を生かした16文キック、脳天唐竹割り、河津落とし、ランニングネックブリーカードロップ、椰子(やし)の実割りなどの必殺技で「世界の馬場」として君臨。輝かしい功績を残した国民的スターは永遠にファンの心の中で生き続けている。