拳四朗 恒例パフォ封印!自身の不祥事で4カ月遅れ“みそぎ”V8へ万全仕上げ
2021年04月24日 05:30
格闘技
昨年11月に泥酔しての不祥事が発覚。JBCから3カ月のライセンス停止などの処分を科され、12月に計画されていた久田とのV8戦は延期となった。東京の拠点とする三迫ジムの加藤健太トレーナー(35)は「これ以上、こちらのミスで試合をなくすことは絶対に許されないと思っていたので、今回は特に体重とケガには気を使いました」と証言。寺地も万全の状態で当日のリングに上がることが自らの責務だと痛感していたのだろう。
かつては計量後に高級牛肉の差し入れや事前に購入したスイーツなどを“ご褒美”として食べるのが恒例だったが、今回は「おかゆから始めます」と自制。「試合が終わったらマクドでミルキー味のシェイク食べたい」と試合後に目を向けた。
一時期、ボクシングを離れたことで改めて楽しさを再認識。加藤トレーナーは「より深くボクシングを知ろういうところで成長した」と目を細める。体調面に不安はなく、試合に対する自信も揺るがない。寺地は「圧勝したい。一方的な試合をします」と力強く言い切った。