ドーピング疑惑の井岡一翔と対戦した田中恒成陣営がJBCに質問状「大変疑念を持っています」
2021年05月01日 18:56
格闘技
「2020年大みそかのタイトルマッチにおける井岡選手のドーピング問題に関して、JBCに対して大変疑念を持っています。よって4月30日付でJBCコミッショナー宛てに質問状を内容証明書で送付いたしました。ゴールデンウイーク明けには返答が来ることを信じております」
同会長は詳細な質問内容を明かしていないものの、JBCがドーピング検査の正式な手順を踏んでいないことや、試合の扱いがどうなるのかを確認する内容とみられる。
大みそかの一戦で井岡は田中に8回TKO勝ち。関係者によると、簡易検査で井岡の検体からマリフアナなどの成分が検出され、さらに正式な検査でもA検体から違法薬物が検出されたため、JBCが警視庁に相談し、B検体を提出したという。通常、ドーピング検査は検体をAとBの容器に分けて採取され、A検体が陽性の場合、選手には再検査や事情説明の機会が設けられる。今回はその手順を踏んでいない。