中嶋一輝、井上尚弥とのスパーで刺激!千葉開と東洋太平洋王座決定戦「KOで勝つ」
2021年05月08日 16:03
格闘技
初のタイトル挑戦は緊急事態宣言が発令された影響で日程が13日からスライドされたものの、有観客で開催されることになった。中嶋は「ありがたいです。大橋(秀行)会長に感謝したい」と話した。この試合に向けて同門のWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(28=大橋)と4度スパーリングを行った。大橋会長から、ようやくGOサインが出て、解禁された井上尚とのスパーだったが、同学年で同階級の世界王者に歯が立たず、「悔しかった。強いのは分かっていたけど、そこまで出来んかって…」と実力差を痛感させられた。一方で学ぶことも多く、自分の課題も明確になったという。
前WBOアジアパシフィック同級王者の比嘉大吾(Ambition)や日本同級ユース王者の石井渡士也(REBOOT.IBA)とは互角以上のスパーがやれた自信もある。千葉の印象を「全体的にバランスの良い選手」と語り、「試合では格の違いを見せたい。KOで勝ちます」と力強かった。