プロボクシングの畑中ジムは8日、日本ボクシングコミッション(JBC)と長岡勤コミッショナーへ4月30日付けで送付した質問状に対し、JBCからの回答が届いたことを明かした。ただ、満足いく内容ではなかったようで、畑中清詞会長は「ゼロ回答だった」と話した。
質問状は、昨年12月に畑中ジム所属の田中恒成(25)が出場したWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチのドーピング検査で、王者・井岡一翔(32=Ambition)から大麻成分などが検出されたとされる問題に関する内容だが、同会長は詳細を明かしていない。既に今後の対応について弁護士とも相談しており「いずれ会見する予定」と改めて意見を表明する考えだ。