JBC、入れ墨露出で藤井貴博と金子健太郎会長を厳重注意処分

2021年07月01日 15:18

格闘技

JBC、入れ墨露出で藤井貴博と金子健太郎会長を厳重注意処分
<WBOアジアパシフィック&日本スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>試合中に左腕のタトゥーが露出した藤井貴博(右)。王者・福永亮次に8回TKOで敗れた Photo By スポニチ
 日本ボクシングコミッション(JBC)は、6月21日に東京・後楽園ホールで行われたWBOアジアパシフィック&日本スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦に出場した藤井貴博(32=金子)が入れ墨が露出した状態で試合を続けたとして、藤井と金子ジムの金子健太郎会長を厳重注意処分とした。処分は6月22日付け。
 藤井は王者・福永亮次(角海老宝石)と対戦し、8回TKOで敗れている。JBCは処分理由を「入れ墨を隠す塗布物が剥がれ落ち、左腕の入れ墨が露出したまま試合を続行した。このことはJBCルール第95条2号に抵触する」と説明。金子会長に対しては「クラブオーナーとしての監督責任を負わなければならないと判断した」としている。

 JBCは昨年12月の防衛戦でWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(32=Ambition)がタトゥーが露出した状態で試合を続行したとして同様の処分を下し、今後の対応として「指定の塗布剤を使用させるか、指定業者による塗布施術を受けてもらうなどの手当てを考えていきたい」としていた。

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