古橋岳也が初防衛に成功!花森成吾に3回TKO勝ち「ホッとしています」
2021年08月02日 21:04
格闘技
「ヘロヘロで獲った日本王座。初防衛して本当のチャンピオンだと思っていた。圧勝すると言い続けて、正直プレッシャーもあったので、序盤でKO勝ちできて、ホッとしています」
今年1月、前王者・久我勇作(ワタナベ)との死闘を9回TKOで制し、川崎生まれ、川崎育ち、川崎のジム所属で初の日本王者となった。前担当の孫創基トレーナーが退職したため、今回の試合から笠康次郎トレーナーの指導を受けている。1回にダウンを奪ったパンチは、新たに取り組んでいたことから出た一発だった。
「まだ進化の途中。笠さんからは『100のうち2%しかできていない』と言われている。きょうは0.5%くらいは出せた。残りの98%を早く習得したい」
苦労して手に入れた日本王座のベルトの重さは誰よりも感じている。もちろん最終目標は世界だが、「日本王座の価値を高めたいし、日本王者は古橋だということを知ってもらいたい」。次戦は指名試合となる見込みで、「強い挑戦者に勝って、国内で一番強いことを示したい」と表情を引き締めた。