田中亮明、入江に続く! 男子フライ級日本勢61年ぶりメダル確定 「酸欠で…心臓破裂しそう」
2021年08月04日 05:30
格闘技
2歳下の弟・恒成とともに幼少期から空手をはじめ、中学でボクシングに転向。弟はプロに進んで世界最速タイの12戦目で3階級制覇を達成。自身はアマチュアで世界一を目指す道を選んだが、16年のリオ五輪では代表落選の悔しさを味わった。この1年は弟にも助言を求めてフィジカル面を強化し、好戦的なスタイルに変え、好結果につなげた。
目指す金メダルまであと2勝。男子最後のとりでは「今まで弟の七光で目立たせてもらった部分もあるけど、本番に強いと自分が一番知っていた。あと2試合、全力で戦って僕の格好良い姿を見てもらいたい」と力強かった。
◇田中 亮明(たなか・りょうめい)1993年(平5)10月13日生まれ、岐阜県多治見市出身の27歳。5歳で空手を始め、07年に本格的にボクシングへ転向。中京高では井上尚弥(当時新磯高)に4戦全敗も3年時にフライ級で国体を初制覇し、ライトフライ級も含めて4連覇。全日本選手間は3度優勝。駒大を卒業後、中京高の教員に。弟・恒成は元世界3階級制覇のプロボクサー、フィギュアスケートの横井ゆは菜はいとこ。身長1メートル70の左ボクサー。