苦難の道歩んだ女子ボクシング 重点強化実りTOKYOで花開いた 国内登録者500人ほど

2021年08月04日 05:30

格闘技

苦難の道歩んだ女子ボクシング 重点強化実りTOKYOで花開いた 国内登録者500人ほど
女子フェザー級決勝、金メダルの入江聖奈は号泣(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 日本では長らく女子プロボクシングが認められず、アマチュアを統括する日本ボクシング連盟が女子を認定したのも02年と欧米に比べて遅かった。03年に初の女子全国大会を開催し、08年には世界選手権にも選手を派遣したが、五輪で女子ボクシングが初採用された12年ロンドン大会は出場ゼロ。ミドル級で出場を目指して話題となったお笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと山崎静代も予選で敗退した。
 活動場所や試合数が絶対的に少なく、現在でも国内の女子登録者は500人ほど。しかし、14年世界選手権で和田まどかが銅メダルを獲得するなど徐々にレベルアップが進み、日本連盟が男子と切り離して合宿を実施し、女子に適したメニューを組むなど重点強化をスタート。東京五輪には2人が出場してともにメダル獲得と成果が出始めている。

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