アマ2冠・馬場龍成 フルマークでプロ1勝「安心しました」

2021年08月12日 19:52

格闘技

アマ2冠・馬場龍成 フルマークでプロ1勝「安心しました」
プロデビュー戦を判定勝ちで飾った馬場龍成 Photo By スポニチ
 プロボクシング興行「ダイヤモンドグローブ」は12日、東京・後楽園ホールで行われ、セミファイナルのスーパーフライ級6回戦でアマチュア2冠の馬場龍成(25=三迫)が岡田兼弥(25=江見)に3―0で判定勝ちし、プロデビュー戦を飾った。
 左ジャブを的確に突き、随所で右をヒット。大振りになる場面もあったが、ジャッジ3者の採点は60―54×3とフルマークの完勝だった。

 馬場は「緊張感もあって頑張りました。お客さんがたくさん入っていて興奮したけど、プロで1勝できて安心しました」と心境を語り、「真っ直ぐ下がるクセがあるけど、冷静に対処できたのが良かったと思います」と振り返った。

 馬場は奈良県香芝市出身で、アマ戦績は45勝26敗。奈良・王寺工高時代は全国区での活躍がなかったが、東洋大4年時に全日本選手権を制した。卒業後は自衛隊に入隊し、19年国体で優勝も東京五輪予選で敗れ、悩んだ末にプロ転向を決意した。「30歳までに世界王者」を掲げる25歳は目指す選手像を問われると、「まずは身近に思ってもらえるようなボクサーになりたい」と話した。

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