吉野修一郎、7度目の防衛に成功も「今のままでは世界は厳しい」
2021年08月12日 21:35
格闘技
「これまでの防衛戦で自分の中では一番悪い試合。雑になってしまったし、距離も中途半端だった。終盤には失速するだろうと耐えて距離をつぶして何とかって感じでした」
東洋太平洋とWBOアジアパシフィック王座も保持する3冠王者の吉野だが、リングに上がるのは昨年9月の細川バレンタイン(角海老宝石)戦以来、11カ月ぶり。すぐには本来の姿を取り取り戻せず、「早く世界に挑戦したいと思っているけど、今のままでは厳しい」と反省した。
新型コロナウイルス感染拡大もあり、目標とする海外進出、世界挑戦は不透明だが、三迫貴志会長は「若い挑戦者に勝ち、吉野も成長できたと思う。コロナの収束次第だが、何とか世界戦の道を模索したい」と話した。