元K-1王者・武居由樹 2戦連続1回KO勝利! 来年ボクシング転向の那須川天心との対戦にも意欲
2021年09月09日 21:14
格闘技
「緊張感のある試合で勝つことができて良かった。最後の右フックはガツンという感じではなかったけど、タイミングが良かった」
3月のボクシングデビューから半年。元3階級制覇王者の八重樫東トレーナーとともにボクシング漬けの日々を送った。この2カ月は元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(志成)ら強豪選手とのスパーリングで腕を磨き、「ボクシング仕様になった」と進化を実感して臨んだ一戦で鮮やかなKO。リングサイドで見守った大橋秀行会長(56)が思わず「驚いた」とつぶやく勝利だった。
武居は「まだ2戦目。満足はしていない。これから、もっと強い選手と戦って勝ち続けたい。まだまだ、これからです」と先を見据えた。来年にはキックボクシングの“神童”那須川天心(23)がボクシングに転向することを表明している。武居は「僕の方が先に(ボクシングに)来たので、上で待っていたい。試合はしたいです。ベルトが懸かるような試合なら盛り上がると思います」と対戦に意欲を示した。