K―1ウエルター級王座決定トーナメント 野杁が3試合連続KO勝利で2階級制覇を達成

2021年09月20日 21:21

格闘技

K―1ウエルター級王座決定トーナメント 野杁が3試合連続KO勝利で2階級制覇を達成
<K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはままつり~>K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント決勝、安保瑠輝也を破り優勝を果たす野杁正明(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【K―1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~ ( 2021年9月20日    神奈川・横浜アリーナ )】 8人参加の第2代ウエルター級王座決定トーナメントは、元スーパーライト級王者の野杁正明(28=SAGAMI―ONO KREST)が決勝で安保瑠輝也(25=CLUB es/team ALL―WIN)を破り、スーパーライト級に続く2階級制覇を果たした。
 1回戦、準決勝をいずれも1RでKO勝ちした野杁は、決勝でも厳しい攻めを見せた。。2Rまで優劣を付けがたい展開だったが、3Rでチャンスを見逃さなかった。まずはパンチでダウンを奪うと、一気に攻めた。ピンポイントでボディーをえぐる三日月蹴りで2度目のダウンを奪うと、なんとか立ち上がった相手に再び三日月蹴りを浴びせ、3R2分51秒で終わらせた。安保は試合が終わってもしばらく、うずくまったまま立ち上がれなかった。

 優勝候補の筆頭に位置づけられ、自分でも圧倒的強さで勝つと言い続けてきた。3試合ともKOで決めると「有言実行できたのは良かった」とうなずいた。

 コロナ禍により、国内在住の選手による試合が多くなっている。「外国人が呼べない中、世界一かと言われたらそうじゃないかもしれないが、瑠輝也との試合はトップだと思っている」と訴えた。

 その一方で世界の強豪との対戦も熱望している。「海外の選手を呼べるようになったら、外国人3人と世界トーナメントをやりたい」。最強であることを証明するため、野杁は王者になっても満足していなかった。
  

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