プロボクシングWBO世界フライ級王者・中谷潤人(23=M.T)が米スポーツ専門局「ESPN」が発表した25歳未満のボクサートップ25で8位にランクインした。日本人ボクサーのランク入りは中谷だけだった。
中谷は中学卒業後に米国でボクシング修行し、2015年4月にプロデビュー。全日本フライ級新人王、日本同級ユース王者、日本同級王者を経て2020年11月にWBO世界同級王座を獲得。今年9月に米アリゾナ州トゥーソンで行われた初防衛戦で指名挑戦者のアンヘル・アコスタ(プエルトリコ)に4回TKO勝ちし、昨年の15位タイから大きく順位をアップ。「未来は明るい。中谷はフライ級で高いKO率を誇るエキサイティングなファイター。軽量級で井上尚弥、井岡一翔のような道をたどることが期待される」と紹介されている。
なお、1位はライト級世界3団体統一王者テオフィモ・ロペス(24=米国)が2年連続でランクされ、2位はWBO世界スーパーフェザー級暫定王者シャクール・スティーブンソン(24=米国)、3位にはWBCライト級王者デビン・ヘイニー(22=米国)がランクされている。