亀田和毅「最高にスペクタクルな試合で勝ちたい」、メキシコで11日に挑戦者決定戦

2021年12月11日 07:00

格闘技

亀田和毅「最高にスペクタクルな試合で勝ちたい」、メキシコで11日に挑戦者決定戦
11日(日本時間12日)にメキシコで行われるWBA世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦に臨む亀田和毅(右)は相手のヨンフレス・パレホ(左)と現地で会見に臨んだ Photo By 提供写真
 プロボクシング元世界2階級王者でWBA世界スーパーバンタム級5位の亀田和毅(30=TMKプロモーション)が9日(日本時間10日)、11日(同12日)の同級挑戦者決定戦(メキシコ・エルモシージョ)に向けて現地で同級10位ヨンフレス・パレホ(35=ベネズエラ)とともに記者会見に臨んだ。コメントは次のとおり。
 「まず初めに今回のビッグチャンスの試合を取り決めてくれたプロモーターと共催してくれたジムに感謝の気持ちを伝えたいです。メキシコ、エルモシージョでの試合は初めてですが、この地での準備や試合ができることを大変うれしく思います。今はすごく調子が良く力が湧いてくるような強さ、モチベーションがしっかりと作れています。何より、3カ月前から入念に準備をして、ノニト・ドネアとのスパーリングや他の世界チャンピオンとのスパーリングは何より経験値と自信を同時にもらえるスパーリングになりました。試合では、最高なスペクタクルにして試合に勝ちたいと思います」

 当初、4日に予定された試合は試合役員手配の都合で11日に延期されたが、順調に調整できた様子だ。

 相手のパレホは右構えで、戦績は24勝(12KO)4敗1引き分け。「勝者のメンタリティーを練習から作り、勝つための作戦を練り、倒すための準備をしてきた。激しい戦いになるだろうが、このチャンスを逃すわけにはいかない」と意気込んだ。

 亀田はWBC世界スーパーバンタム級暫定王者だった19年7月に正規王者レイ・バルガス(メキシコ)との王座統一戦に敗れたが、今年5月に1年10カ月ぶりの再起戦を行い、三宅寛典(ビッグアーム)に3―0で判定勝ちしている。戦績は37勝(20KO)3敗。

おすすめテーマ

2021年12月11日のニュース

特集

【楽天】オススメアイテム