WBOAPライトフライ級王座を返上した加納陸は「パワフルな面を出す」 4・24大阪でフライ級転級初戦
2022年03月23日 13:51
格闘技
加納は「フライ級で(減量苦が緩和され)パワフルな面を出せると思う。前回の試合で2度もダウンを取られて、課題だったディフェンス面を修正したところも見せたい」と意気込む。16歳だった2013年12月にフィリピンでプロデビュー。15年6月に国内デビューし、ミニマム級で16年8月に高山勝成(仲里)と決定戦でWBO世界王座を争うも6回負傷判定で敗れた。18年8月の日本王座挑戦も失敗し、その後にライトフライ級へ転級。WBCユース王座、WBOAp王座を獲得していた。
この興行で実施される公開のB級プロテストに尾崎優日(19)が臨む。「小さい頃から世界チャンピオンが夢だった。大学1年間で、いい経験をして、今なら世界チャンピオンになれると思いプロになる。迷いはない」と言い切った。大阪府豊中市出身。小1から競技を始め、興国高(大阪)で19年に高校総体ピン級2位、法大で21年の全日本選手権ライトフライ級5位に入った。1メートル68の左ボクサーファイター。「自分のボクシングはスピードがウリ。相手に何もさせないぐらい圧倒してアピールしたい」とも語った。