【ONE】秋山成勲 青木真也に2RTKO勝利で因縁対決制す!流れが変わり「青木選手の目が退いた」

2022年03月26日 22:45

格闘技

【ONE】秋山成勲 青木真也に2RTKO勝利で因縁対決制す!流れが変わり「青木選手の目が退いた」
因縁対決を制した秋山成勲 Photo By 提供写真
 格闘技イベント「ONE Championship」が26日に10周年記念大会「ONE X」を開催した。青木真也(Evolve MMA)と秋山成勲(Team Cloud)の因縁対決は秋山が2R1分50秒TKO勝ちを飾った。
 1Rは青木の猛攻しのいだ秋山。青木の疲れが見えた2Rに圧力をかけながら戦った秋山は右のパンチで残り4分すぎから打撃で圧倒。青木が亀になるとヒザや打撃の猛攻でレフェリーが試合を止めた。

 試合後に「途中で負けそうになりましたけどみんなが『セクシー山』と応援してくれたので力が入りました」とファンに感謝した秋山。流れが変わった2Rは「2R始まった時に青木選手の目が一瞬退いたので、ここでいかないと負けちゃうと思っていきました」と振り返った。最後にこれからに向けて「もっとセクシーな試合をします」と宣言し、ファイトボーナス5万ドルも獲得した。

 2人の因縁は14年前から始まった。08年に「DREAM」のリング上から秋山へ対戦要求をした青木。しかし当時の両者は階級が違ったため交わることはなかった。その後、両者は「ONE Championship」に参戦。秋山はライト級へ階級変更する可能性を示唆したため、21年4月に青木がエドゥアルド・フォラヤンに勝利した試合後に再び秋山へ対戦要求。同年9月に「ONE Championship」から両者に対戦オファーを出したが、秋山はケガ理由にオファーを断って両者の試合は消滅した。

 同年10月の「Road to ONE:5ch Sexyama Edition」でグラップリングマッチを戦った青木は、試合後に解説席にいた秋山に向かって「9月6日に俺にオファーが届きました。お前、なんで断ったんだよ。おい!なんとか言えよこの虚構野郎」と噛みついた。秋山は「私は筋肉を断裂してしまい…」と話し始めると青木は「関係ねぇよ!そんなの」とぶった切った。秋山は「苦渋の選択としてそういう判断をせざるを得ない状況でいろんな検査を受け、もちろん周りの人にたくさん迷惑をかけ、充分にわかっております」と話すと青木は「テメェが本気でその気があるんだったら、覚悟あるんだったらやってみろよ」と返す。それを聞いた秋山は「やらないという選択肢はないんだ。当たり前のようにやるつもりでいるし、まぁ待ってろよ」と話すと青木は「はっきり言ってやる。おめぇにそんな時間ねぇんだよ」とバッサリ。そして14年間続いた因縁マッチが今大会マッチメークされた。

 秋山は普段の体重は90キロある中で今回ライト級(―77・1キロ)の一戦のために過酷な減量を行い、25日の前日計量で無事に計量をパスした。秋山は同日に自身のツイッターを更新して「マジでキツかった、、、!!皆んなのサポートあってからこそ!!みんなに感謝!!そして明日へ」と支えてくれた人々に感謝の言葉を並べていた。

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