ボクシングヘビー級の但馬ミツロが4・29大阪でデビュー戦 亀田興毅会長の「3150 FIGHT」で

2022年03月26日 16:10

格闘技

ボクシングヘビー級の但馬ミツロが4・29大阪でデビュー戦 亀田興毅会長の「3150 FIGHT」で
但馬ミツロ(手前は西島洋介) Photo By スポニチ
 プロボクシングジム「3150(サイコー)ファイトクラブ」の亀田興毅会長(35)が弟の大毅副会長(33)とともに26日、都内で会見し、4月29日にメルパルクホール大阪で開催する興行「3150 FIGHT vol.2」の対戦カードを発表した。
 全日本選手権ライトヘビー級2連覇などアマチュア5冠を誇る但馬ミツロ(27)はデビュー戦で韓国ヘビー級3位のキム・サンホ(韓国)と対戦する。但馬は「コロナ下でデビューできない状態が2年ぐらい続いた。やっとスタートを切れる。うれしい」と声が弾んだ。さらに「1ラウンドで倒すので、すぐに終わると思いますけど」と自信満々だ。亀田興毅会長は「凄い可能性を秘めたボクサー。フルサポートして再強化計画を進めています。スパーをやっていけばナンボでも伸びる」と大きな期待を寄せる。また、日本ボクシングコミッションに対し、この試合を現在空位の日本同級王座決定戦として認めてくれるよう要望していることも明かした。

 元WBA世界ミニマム級王者の宮崎亮(33)はフライ級8回戦で、日本ミニマム級5位の栄拓海(28=折尾)と対戦する。復帰2戦目の宮崎は「試合でも自分の中ではまだ練習なので。やりたいことはいろいろある。世界につながるような試合を見せたい」と意気込んだ。コロナ下で海外から選手招へいが難しい状況で、ファイトマネーとは別に「宮崎に勝てば100万円」のボーナスを用意してライセンス保有する対戦相手を募集していた。名乗りをあげた栄は「自分が高校時代にテレビで見ていた宮崎選手と対戦できて、ワクワクしている。(所属ジムの)会長から、この話を聞いて、ぜひやりたいと思った」と話した。

 WBC世界ライトフライ級前王者・矢吹正道(29)の弟で、日本スーパーフェザー級4位の力石政法(27=緑)はタイトル挑戦の可能性が浮上し、出場するか未定。

 この日の会見はABEMAで生中継された。4月29日の興行も同様にABEMAで生中継される。

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