ヘビー級・但馬 “秒殺”TKOデビュー「この階級は未知数だけど“迷わず行けよ、行けばわかるさ”」
2022年04月29日 22:12
格闘技
以前は練習相手にも困り「スパーリングはここ数年で、両手で数えられるぐらい」だったという。中央大時代から腰痛にも悩まされた。興毅会長のサポートで改めて治療に取り組み「朝起きて腰が痛くないし、走れるようになった」。スパー相手も用意してもらい、順調にトレーニングできているという。
また、試合2日前には“燃える闘魂”アントニオ猪木氏(79)と対面し、励まされたという。「凄いオーラがあった。闘魂に火が付いた」と感激。「この階級は僕自身にとっても未知数だけど“迷わず行けよ、行けばわかるさ”」と同氏がよく使う名フレーズで決意を示した。また、本人の快諾により、この日の入場テーマには「炎のファイター INOKI BOM―BA―YE(猪木ボンバイエ)」を使用した。
次は8月にエディオンアリーナ大阪第1競技場で開催予定の所属ジム興行に出場する見通し。亀田興毅会長は「国内に相手がいないので、海外から呼べばいい。次は日本タイトルマッチになると思う」と話した。「ミツロのいいところは、この体でスピードがある。ケガもあって今まで十分に練習できなかったが、追い込んでいけばもっと強くなる。まだ27歳。海外のヘビー級選手は35、36歳がピークだし、まだこれから」と成長を見込む。本人も「40歳まで(現役で)やるつもり」と応じた。