K―1初の女子大会「RING OF VENUS」 KANAがKOでフライ級王座初防衛に成功

2022年06月25日 20:54

格闘技

K―1初の女子大会「RING OF VENUS」 KANAがKOでフライ級王座初防衛に成功
<Kー1 WORLD GP JAPAN RING OF VENUS>K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ、スーリ・マンフレディ(右)に勝利し防衛を果たし感極まるKANA(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【スポニチ後援 K―1 WORLD GP 2022 JAPAN~RING OF VENUS~   ○KANA(3R2分26秒、KO)マンフレディ● ( 2022年6月25日    東京・国立代々木競技場第2体育館 )】 K―1初の女子大会で、メーンを務めたKANA(29=三軒茶屋シルバーウルフ)が女子フライ級王座の初防衛に成功した。
 KO率61%を誇る挑戦者のスーリ・マンフレディ(34=フランス)を相手に1Rから優位に立った。カーフキックで相手の動きを止め、右フックと左右の連打で2度、ダウンを奪った。

 それでも守りに入らず、細かいパンチを浴びても攻め続けた。それもK―1女子の第一人者として目に見える結果を出したいという思いからだった。残り40秒を切ったところで左のハイキック一閃(いっせん)。粘る相手を沈めた。「リング上で「K―1最高」と雄叫びを上げた。

 「大会が決まってから不安の方が大きかった」。そう話してから声を詰まらせたように、大会の内容次第では女子だけのイベントは最後になるかもしれないとも覚悟していた。プレッシャーを背負いながらのメーンイベント。最後をきっちり締めた。

 ベルトを守って、さらなる高みを見据える。「世界にはまだ強い選手がいる。アニッサ・メクセン選手とやりたい」。女子最強キックボクサーとうたわれるフランス人選手を標的にした。

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