京口紘人の対抗王者、WBOライトフライ級王者ゴンサレスが3―0判定で初防衛に成功
2022年06月25日 14:05
格闘技
WBO世界ライトフライ級王者ジョナサン・ゴンサレス(31=プエルトリコ)が挑戦者の同級8位マーク・アンソニー・バリガ(29=フィリピン)に3―0で判定勝ちし、昨年10月に獲得した王座の初防衛に成功した。サウスポー対決は序盤にバリガが積極的に攻めたものの、中盤以降はゴンサレスが対応して優位に立ち、採点は115―113、117―111、117―111。現役プエルトリコ男子選手唯一の世界王座を守った。
19年8月に当時のWBO世界フライ級王者・田中恒成(畑中)に挑戦して7回TKO負けしているゴンサレスは26勝(14KO)3敗1分け。12年ロンドン五輪代表のバリガは18年12月のIBF世界ミニマム級王座決定戦に続いて世界挑戦に失敗し、11勝(2KO)2敗。
ライトフライ級ではWBAスーパー王者の京口紘人(ワタナベ)が10日に敵地メキシコでエステバン・ベルムデス(メキシコ)に8回TKO勝ちして4度目の防衛に成功。関係者によると、契約を結ぶ英プロモート大手マッチルームからは9月17日に米ネバダ州ラスベガスで行われるサウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)―ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)のアンダーカードでゴンサレスとの統一戦を打診されたが、ゴンサレス陣営は11月に通常の防衛戦を行いたいと試合前に明かしている。
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