竹原慎二氏 ボクシングの今と昔の違いとは?木村“フィリップ”ミノルはK―1との違い「名前売るのが…」
2022年08月28日 06:50
格闘技
竹原氏は今のボクシング界を見ていて、羨ましい部分と可愛そうな部分があるという。羨ましいと思うのは「井上(尚弥)くんや村田(諒太)くんみたいにPPVがあるお陰でビッグマッチが出来て、大金を手に入れたわけじゃないですか。実力があって頑張ればそういう事が出来る時代になった」と実力があればPPVによって昔よりも大金を手にすることができる部分だと話した。
しかし逆に昔と比べて「テレビ局が手を引いたから無名なチャンピオンがいっぱいいる。食えない世界チャンピオンもたくさんいる」と可愛そうな点を挙げた。内山氏もこの意見に「PPVも人気がないと見ないですからね」と同意した。今はスポンサーを付けて試合することも昔との違いだという。
内山氏は他の格闘技からボクシング転向する木村に対してボクシングの良い部分と良くない部分について質問した。木村は「世界チャンピオンになったらお金がすごく貰える所だったり、スポンサーも大手企業が付いてくれるイメージがあります」とボクシングの良い部分を挙げた。
悪い部分に関しては「スポーツだからすごく閉鎖的なイメージあります。今は変わってきたと思うんですけど今でも世界チャンピオンになってもテレビ放送がなかったりするからチャンピオンになっても何かズバ抜けたところが無いと注目されない。だから他の格闘技よりも名前を売るのが難しい」と指摘した。さらに「K-1とかは興行側が選手を売り出したり、押し出したりしてくれるけどボクシングはそのシステム的に無いかなと思います」と話すと内山氏は「人数が多いからね」と返した。