大成ジム期待の尾崎優日(19)が3日、エディオンアリーナ大阪第2競技場でプロデビュー戦となるライトフライ級6回戦に臨み、タイ選手に初回1分6秒、TKOで勝利した。開始早々に右ボディーで最初のダウンを奪った。再開後は左ボディーで相手をもん絶させ、レフェリーが試合を止めた。尾崎は「もうちょっとジャブを突いて引き出しの多さを見せたかったけど、きれいにボディーが入ったので良かった。(デビュー戦を)楽しめた」と笑顔を見せた。
興国高(大阪)で19年に高校総体ピン級2位、法大で21年の全日本選手権ライトフライ級に出場。中退してプロ転向した1メートル68の左ボクサーファイター。将来の目標は「必ず世界を獲ります」と力強かった。