元世界王者・伊藤雅雪氏がプロモーターに「本物のボクシングを」第1段はカシメロVS赤穂12・3仁川
2022年10月17日 17:55
格闘技
「本物のボクシング」について問われると「格闘技は面白いし、エンタメでボクシングを盛り上げることもできると思う。実力がなければ勝ち上がれない世界で、イロモノじゃない本当の競技、プロフェッショナルなスポーツとして本物を見せていきたい」と説明。「本物じゃないボクシングが最近あるということか?」とのツッコミに対しては、「例えば亀田(興毅)さんがファイトマネー(の金額)を上げるとか、あの形はあの形でいいと思うが、最終的には本物のボクシングに行くと思う。ファイトマネーが上がるのに注目度も大事と思うが、競技性の中でその選手の注目度が上がっていくことが一番。最終的には僕らみたいな形の本物のボクシングになるんじゃないかと思っている。そこをぶれずにやっていきたい」と言い切った。
約3000人を収容する会場で開催される興行のセミファイナルではかつて西岡利晃、長谷川穂積と対戦した元世界2階級制覇王者ジョニー・ゴンサレス(41=メキシコ)と元WBOアジア・パシフィック・スーパーフェザー級王者の渡辺卓也(33=DANGAN AOKI)が同級10回戦で対戦。7試合を予定している興行はメーンとセミ以外は全て日韓対決となり、松永宏信(横浜光)、増田陸(帝拳)、内構拳斗(横浜光)の出場が発表された。伊藤氏によるとパラダイスシティが格闘技イベントを開催するのは初めてで、チケットはVIP客を集めたいカジノ側と日本側で別々に販売するという。興行のもようは12月5日にWOWOWエキサイトマッチで放送される。