最後の国際大会準優勝の入江聖奈が帰国「次は笑顔で終わりたい」 日本女子初優勝の木下鈴花はパリ五輪視野
2022年11月14日 19:33
格闘技
日本勢で唯一の金メダルを獲得した女子52キロ級の木下鈴花(日体大)は入江の幼なじみで、同じ鳥取県米子市のジムで育ち、日体大では同級生。日本女子では初のアジア選手権優勝で、「自分が獲れるとは思っていなかった。驚きとうれしさの両方」と喜びをかみしめた。入江が金を獲得した東京五輪には出られず、「悔しさをバネに努力してきた。大学最後の国際大会で結果を出せて、努力が間違っていなかったと思えた」と話し、24年パリ五輪については「目指すつもりでいます」と明言した。
今大会の日本女子は金が木下の1個、銀が入江、48キロ以下級の加藤光(東洋大)、50キロ級の東京五輪フライ級銅メダリスト並木月海(自衛隊)、63キロ級の鬼頭茉衣(中京大大学院)の4個。男子は48キロ級の荒竹一真(駒大)が銀、51キロ級の世界選手権フライ級金メダリスト・坪井智也(自衛隊)が銅メダルを獲得した。71キロ級の世界選手権ウエルター級金メダリスト・岡澤セオン(INSPA)は初戦で敗れた。