第1回全日本学生フルコンタクト空手道選手権が20日、東京・国立代々木競技場第1体育館で行われ、1部男子軽量級(65キロ未満)は岩多陽勇(ひゅう=関西学院大)が優勝し、初代王者となった。
全真会館阿倍野本部に所属し、5月の全日本フルコンタクト空手道選手権軽中量級を制するなど実績を持つ岩多だが、「過去に学校生活の中で学外活動という理由で悔しい思いや残念な思いをした経験」があり、全日本学生選手権(インカレ)の開催は念願だった。決勝で佐久間健全(たけはる=東海大)に判定勝ちすると、「優勝と準優勝では全然違う。しっかり勝ち切れて良かった」と笑顔を見せた。