第1回全日本学生フルコンタクト空手道選手権が20日、東京・国立代々木競技場第1体育館で行われ、大会ポスターやプログラムの表紙モデルを務めた清水未来(京都光華女子大)は1部子軽量級(55キロ未満)に出場、決勝で同門の岡田葵(愛知教育大)に敗れ、惜しくも初代女王を逃した。
身長1メートル58、体重46キロ。初戦から6~7キロ重い相手との対戦が続いたが、押し負けることなく、スピードと回転力で勝ち上がった。同じ桜塾所属の岡田との決勝は延長での激闘。準決勝でも延長を戦った清水は体力的にも厳しく、2歳下の後輩に敗れた。ポスターモデルを務めたことは「プレッシャーだった」と本音も。ただ、結果については「この階級で決勝まで残れただけで満足です」と笑顔で振り返った。