岡田葵 “同門対決”制し初代女王 「桜塾」先輩の清水未来を延長戦で撃破
2022年11月21日 05:10
格闘技
5歳から空手道一筋。現在は小学校教員を目指して愛知教大で学ぶ。「桜塾で指導員をして、自分が子供たちに教えることが好きなんだと気付いた。今の自分も将来の夢も空手があったからこそ」と感謝する。先月の大会で3位に終わった悔しさから、今大会は対戦する相手を徹底研究。好きな食べ物を我慢して減量し、軽量級に出場した。目標通りの結果を勝ち取り、「今日は(大好物の)オムライスでお祝いしてもらいます」と表情を崩した。
≪男子軽量級・岩多が念願V≫最多28人が出場した1部男子軽量級は全真会館阿倍野本部所属の岩多が制した。「過去に学外活動という理由で悔しい思いや残念な経験をした」という岩多にとって、大学名で出場できる全日本学生(インカレ)は念願だった。決勝で佐久間健全(東海大)に判定勝ちすると、「優勝と準優勝では全然違う。しっかり勝ち切れて良かった」と笑顔を見せ、「選手を第一に考え、その家族にまで配慮してくれて素晴らしい大会でした」と感謝した。