尚弥が拓真との6Rでスパーリング打ち上げ 調整順調も大橋会長「コスタリカ戦のようなこともある」

2022年11月29日 17:13

格闘技

尚弥が拓真との6Rでスパーリング打ち上げ 調整順調も大橋会長「コスタリカ戦のようなこともある」
井上尚弥(左)と拓真(大橋ジム提供) Photo By 提供写真
 【プロボクシング・世界バンタム級4団体王座統一戦 ( 2022年12月13日    東京・有明アリーナ )】 日本初の主要4団体王座統一を目指すWBAスーパー&WBC&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)が、WBO同級王者ポール・バトラー(34=英国)戦へ向けたスパーリングを28日で打ち上げた。大橋ジムの大橋秀行会長(57)が明かしたもので、弟でWBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王者の拓真(26=大橋)と6ラウンドを行い、「ヘッドギアをつけていたけど、火の出るような凄い打ち合いでハラハラした。拓真は強いし、一番練習になる」と話した。
 井上は9月に自身初となる米ロサンゼルスでのスパーリング合宿を実施。帰国後は元世界3階級制覇王者の田中恒成(27=畑中)、WBOアジア・パシフィック・スーパーフェザー級王者の木村吉光(26=志成)、東洋太平洋バンタム級王者の千葉開(29=横浜光)、ジム後輩の東洋太平洋フライ級王者・桑原拓(27=大橋)、山川健太(18=大橋)、フィリピン人選手らと手合わせしてきた。大橋会長は「減量も順調で気合も入っていて充実している。楽しみで仕方ない」と話す一方、「コスタリカ戦のようなこともあるからね」とサッカーW杯カタール大会でドイツを破った日本が一転、コスタリカに苦杯を喫した例を挙げて表情を引き締めた。1万5000人を収容する有明アリーナのチケットは既に完売している。

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