拳四朗と中谷が袴田巌さんの弁護団を激励 中谷は井岡戦の可能性「もちろん意識している」
2022年12月05日 15:20
格闘技
11月1日に京口紘人(29=ワタナベ)とのライトフライ級2団体王座統一戦に7回TKO勝ちした寺地は「行ける時はジムへ行って、走ったりはしているが、まだボクシングモードという感じではない」と近況を報告。次戦はWBC1位ヘッキー・ブドラー(34=南アフリカ)との指名試合が有力で、「(来年の)春ぐらいにできたら」と話した。
寺地―京口のアンダーカードで行われたスーパーフライ級転向初戦に判定勝ちした中谷は、マススパーなど軽い実戦練習を始めている段階。「まだ試合は決まらないが、ちょとずつ上げていこうという感じ」と説明し、恒例の米ロサンゼルス合宿は「1月の末ぐらいから行けたらなと話している」と明かした。スーパーフライ級では3日(日本時間4日)にフアンフランシスコ・エストラーダ(32=メキシコ)とローマン・ゴンサレス(35=ニカラグア、帝拳)のスーパースター対決が行われ、エストラーダが2―0で判定勝ちしたが、「手数が多くて凄く、(過去に2人が)2戦やってるのもあって白熱した試合になったと思う。ロマゴンも前よりは良い感じに詰めていた」と感想を述べた。
中谷はスーパーフライ級でWBO1位にランクインしており、大みそかに開かれるWBO同級王者・井岡一翔(33=志成)―WBA同級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)の勝者は180日以内に中谷との指名試合が義務づけられている。「井岡を意識しているか」と問われた中谷は「もちろん意識しているし、どういう状況になるか、しっかり対応していかないといけないが、とりあえずはそこを目指してやっている」と答え、大みそかの生観戦については「まだ予定はないが、もしかしたら行くかもしれない」とした。