エディー・ハーン氏を本紙が直撃 尚弥VSアフマダリエフ4団体統一戦実現は「100%問題ない」
2023年02月05日 04:30
格闘技
「そう、(マーロン・)タパレス戦だ」
――別媒体のインタビューでその後の井上尚弥戦に言及していたが。
「100%、井上との試合を実現させるのは何の問題もない。フルトンとの試合が具体化しなければ、すぐにMJとの対戦が実現していたかもしれない。ただ、井上対フルトンという素晴らしいカードの交渉が(報道で)伝えられ、その後に井上対MJという4団体統一戦を組むのはまったく問題はない」
――やはり日本開催になると思うか。
「もっとも大きな金額が動く場所ならどこでも構わない」
――井上が(米興行大手)トップランク傘下であることは障害にならないか。
「そうは思わない。(トップランク社CEOの)ボブ・アラムは井上の試合はESPN系列で中継されることを望んでおり、いい金額を払うのであれば私たちの側は異存はない。アフマダリエフもスターだが、(4団体統一世界スーパーミドル級王者)カネロ・アルバレス(メキシコ)のようにDAZNが執着するほどの巨大なスターというわけではない。DAZN、私たち、そして何よりもMJが満足するだけの条件なら、この試合の挙行に何の問題もない。アフマダリエフ対井上はとてつもない試合だ」
――井上対フルトンをどう思うか。
「井上は素晴らしいボクサーだ。負けることがあるとすれば、(元世界3階級制覇王者)ロマチェンコ(ウクライナ)のように(適正階級以上に)階級を上げた場合だろう。ロマチェンコは本来はフェザー級の選手だ。カネロもまた階級を上げ続け、ついに(ライトヘビー級で)敗れた。井上にとってのそれ(上限)がスーパーバンタム級なのか、フェザー級なのかはわからない。フルトン、MJも凄い選手だからね」