WBOAPフライ級王者の加納陸は「アジアを卒業して世界へ行きたい」4月16日初防衛戦で圧勝誓う

2023年03月06日 17:21

格闘技

WBOAPフライ級王者の加納陸は「アジアを卒業して世界へ行きたい」4月16日初防衛戦で圧勝誓う
次戦発表会見に臨んだ大成ジムの(左から)WBOアジアパシフィック・フライ級王者の加納陸、丸元大成会長、WBC世界ユース・ライトフライ級王座決定戦に出場する尾崎優日 Photo By スポニチ
 プロボクシングWBOアジアパシフィック・フライ級王者の加納陸(25=大成)が4月16日にエディオンアリーナ大阪で初防衛戦に臨むことを6日、三田市の所属ジムで発表した。
 昨年9月の決定戦で井上夕雅(真正)に12回判定勝ちして同王座を獲得。7カ月ぶりの試合となる。「決定戦から数段レベルアップしたと思ってもらえる試合にしたい。アジアを卒業して世界へいきたい」と意気込む。世界ランクはWBOで3位につけており、陣営は世界挑戦の道を模索した。今回は保持する王座の防衛戦となったものの、今後スムーズに交渉を進めるためにも快勝を求められる。相手の亀山大輝(ワタナベ)は10勝(3KO)5敗1分けのサウスポー。その印象について「戦績以上に不気味な強さがある。なめてかからずに、しっかり勝ちたい」と慢心はないもよう。丸元大成会長は、ミニマム級で世界初挑戦した7年前と現在を比べ「ボクサーとしても、人間としても成長した。体が大きくなって下半身を強化したし、何よりメンタルが強くなった。しんどい試合を勝ちきる力がついた」と話す。「今年中には何とか世界戦をやらせたい」と世界再挑戦へ尽力することを誓った。

 また、同ジムのホープでプロ2戦全勝(2KO)の尾崎優日(20)はWBC世界ユース・ライトフライ級王座決定8回戦でバオラブット・サラブタン(タイ)と対戦する。こちらも昨年9月以来の試合。デビュー2戦は早い回でストップ勝ち。「次は長いラウンドでも対応できるように準備したい。いい内容で豪快なKOで勝ちたいけど、自分のボクシングの引き出しをいろいろ見せられたら」と話した。

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