亀田興毅氏がNYから「何とか」対戦相手メンデス連れてきた!異例の帰国 重岡優大16日に世界暫定王座戦

2023年04月10日 18:27

格闘技

亀田興毅氏がNYから「何とか」対戦相手メンデス連れてきた!異例の帰国 重岡優大16日に世界暫定王座戦
メンデス(右)と肩を組んでポーズを取る亀田氏 Photo By スポニチ
 WBC世界ミニマム級3位の重岡優大(25=ワタナベ)が16日に東京・代々木第2体育館で、元WBO世界同級王者で同級7位のウィルフレド・メンデス(26=プエルトリコ)と暫定王座決定戦を行うことが正式決定した。
 重岡をプロモートする「3150FIGHT」の亀田興毅プロモーター(36)が10日、交渉先のニューヨークから羽田空港に帰国。重岡優の相手に正式決定したメンデスと肩を組みながら到着ゲートに姿を見せ「どんなもんじゃい!」と決めぜりふを絶叫。「うまくタイミングも合わせられて対戦相手メンデス選手を連れて帰ることができた。ダブルタイトルマッチを何とか決めることができた」と報告した。

 重岡優が挑戦を予定していた王者パンヤ・プラダブシー(32=タイ)がインフルエンザ感染で来日を中止していたため亀田氏は6日に渡米し、関係者と最終交渉に臨んでいた。

 取材に応じたメンデスは「話をいただいたとき(来日を)すぐに決めた。WBC、WBOランカーなので常に準備はしていた。コンディションの問題はないし、この大きなチャンスを生かしたい」と気合十分。21年12月にWBO世界同級タイトルマッチで谷口将隆(29=ワタナベ)に11回TKO負けして以来の来日。「普段から不摂生するタイプではない。今朝、出発する前には体重は108ポンド(48・97キロ)だった。飛行機に乗っていた分、もっと落ちていると思う」と調整の順調ぶりを強調。亀田氏も「日本人のような真面目でストイックな選手。ずっと練習していたようだ」と目を細めていた。

 IBF世界同級3位のレネ・マーク・クアルト(26=フィリピン)と暫定王座決定戦を闘う、同級4位で弟の重岡銀次朗(23=ワタナベ)と異例のダブル暫定王座決定戦となった。「これもまた歴史的」と亀田氏は笑いながら「世界ランカー相手にどれだけの試合をするのか楽しみ。彼ら2人に期待したい」と語った。

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