亀田興毅氏がNYから「何とか」対戦相手メンデス連れてきた!異例の帰国 重岡優大16日に世界暫定王座戦
2023年04月10日 18:27
格闘技
重岡優が挑戦を予定していた王者パンヤ・プラダブシー(32=タイ)がインフルエンザ感染で来日を中止していたため亀田氏は6日に渡米し、関係者と最終交渉に臨んでいた。
取材に応じたメンデスは「話をいただいたとき(来日を)すぐに決めた。WBC、WBOランカーなので常に準備はしていた。コンディションの問題はないし、この大きなチャンスを生かしたい」と気合十分。21年12月にWBO世界同級タイトルマッチで谷口将隆(29=ワタナベ)に11回TKO負けして以来の来日。「普段から不摂生するタイプではない。今朝、出発する前には体重は108ポンド(48・97キロ)だった。飛行機に乗っていた分、もっと落ちていると思う」と調整の順調ぶりを強調。亀田氏も「日本人のような真面目でストイックな選手。ずっと練習していたようだ」と目を細めていた。
IBF世界同級3位のレネ・マーク・クアルト(26=フィリピン)と暫定王座決定戦を闘う、同級4位で弟の重岡銀次朗(23=ワタナベ)と異例のダブル暫定王座決定戦となった。「これもまた歴史的」と亀田氏は笑いながら「世界ランカー相手にどれだけの試合をするのか楽しみ。彼ら2人に期待したい」と語った。