重岡優大相手のメンデス 左ボディーで早くも鬼越“KO”

2023年04月12日 15:45

格闘技

重岡優大相手のメンデス 左ボディーで早くも鬼越“KO”
<メンデス 公開練習>ポーズを決める(左から)亀田興毅氏、メンデス、鬼越トマホークの金ちゃん、坂井良多(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 プロボクシングWBC世界ミニマム級3位の重岡優大(25=ワタナベ)と同級暫定王座決定戦(16日 東京・代々木第2体育館)を行う、同級7位のウィルフレド・メンデス(26=プエルトリコ)が12日、都内のジムで練習を公開。映像での重岡優対策は行わず“ぶっつけ本番”で試合に臨む考えを明かした。
 インフルエンザ感染で来日不可能となった王者パンヤ・プラダブシー(タイ)の代役となった元WBO世界同級王者メンデスは「コンディションはかなり良いし、モチベーションも高い。今回はWBCで世界チャンピオンになりたい一心だ」と気合十分に話した。

 これまで試合前に、対戦相手を映像で分析することはなかったと話すメンデスは今回の世界戦も同様。「(重岡優の)スタイルを見る必要はない。私の信念としては、(お互いの)スタイルが試合を組み立てる。展開次第で組み立てていきたい」と自信。マネジャー兼アシスタントのジョエル・ゴンザレス氏も「右相手にも左相手にも普段からスパーリングは重ねている。問題ない」と強気。この試合が7戦目の重岡優に対しメンデスは21戦目で「戦績は私の方が勝っている。長いラウンドに持ち込んで経験を見せたい」とキャリアの差を見せつける覚悟だ。

 公開練習には、この日「3150FIGHT」のオフィシャルサポーターに就任したお笑いコンビの鬼越トマホークも参加。メンデスは「自信がある」と話す左ボディーで金ちゃんをもん絶させるなど、早くも元世界王者の“貫禄”を発揮。亀田プロモーターは「元世界チャンピオンなだけあって一つ一つの動きのレベルが高い。百戦錬磨だし、優大にとって難しい試合になるかもな」と真剣な表情を見せていた。

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