安保瑠輝也 「ゴロゴロ寝転がってつまらない」発言の真相明かす「怒るなら自由に怒ってください」

2023年04月14日 05:30

格闘技

安保瑠輝也 「ゴロゴロ寝転がってつまらない」発言の真相明かす「怒るなら自由に怒ってください」
安保瑠輝也 Photo By スポニチ
 元K―1スーパー・ライト級王者の安保瑠輝也(27=CLUB es/team ALL-WIN)が14日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。会見でMMAファンを敵に回すような発言をした真相を明かした。
 今年2月にK―1と契約満了となった安保。その後、2月19日の「BreakingDown7」(幕張メッセ)に参戦し、元K―1ヘビー級トップファイターのシリル・アビディにKO勝利を収めた。そして満を持してRIZINに初参戦する。

 相手が元K―1 MAX世界王者のブアカーオ・バンチャメーク(旧・ポー.プラムック)に決まって、安保は「自分がこんなにワクワクすることがない。楽しみにしているし、ヤバい」と高揚していた。

 会見中には会見の中で安保はRIZINのMMAファイターを凄いと思いながらも「視聴者目線からすれば面白いかな?と思って。男同士がゴロゴロ寝転がって、俺はつまらないと思うんですよね」とMMAファンを敵に回すようなコメントをした。

 「敵に回したかったわけじゃなくて、ホンマに俺が思っていたことを発言しただけ。俺は元々K-1の選手。RIZINは、傍から見てたから“寝るより立って戦う方が面白い”と思ってたからそれを言ったまでにすぎない。怒るなら自由に怒ってくださいって感じ」とあの言葉の真相を語った。

 「昔は、旧K―1とか格闘技トレンドを日本が作ってた。格闘技の本拠地は日本やったんよ。でもUFCがMMAというものを確立して、アメリカが生み出したものだから人気なのもわかる。それに日本人はそれに巻かれてるだけやんと思うわけ。特にMMAファンは、めっちゃ詳しくて本当にMMAが好きな人もいると思うけど、ほとんどのMMAファンがマウントを取りたいにわかファンという印象を持っている」とMMAファンに思っていることを口にした。

 そしてRIZINに出場する安保瑠輝也は格闘技人生第2章になるという。「K―1でやってきた安保瑠輝也とは別物。第2章の始まりで今までの実績は関係ない。立ち技が面白いと思っているし、ここでブアカーオにKOで勝ったらこういう発言もしていきたいと思っている」と今後の自分の発言について示唆した。

 さらに格闘技で新ルールを作って日本の格闘技でトレンドを作りたいと口にした。「日本の格闘家はトレンドを作れると思っていて、格闘技を統一できるようなルールを作って、長い物には巻かれろではなくて、新しいトレンドを作りたいと思っています。それに対してならどれだけ恥をかいてもかまわない」と語り、この考えを否定しなかったRIZINの榊原信行CEOにも感謝した。

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