寺地拳四朗、夏にWBC指名試合クリア後は「やってから考えます」 地元京都の首長らへ防衛成功を報告

2023年04月26日 14:58

格闘技

寺地拳四朗、夏にWBC指名試合クリア後は「やってから考えます」 地元京都の首長らへ防衛成功を報告
城陽市役所に奥田敏晴市長(前列左から3人目)を表敬訪問した寺地拳四朗(同4人目)と父の寺地永会長(後列左端) Photo By スポニチ
 プロボクシングWBC&WBA統一世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(31=BMB)が26日、京都府の久御山町役場、宇治市役所など地元自治体を表敬訪問した。世界戦勝利後の恒例で、8日にアンソニー・オラスクアガ(米国)を9回TKOで下し、2つのベルトを守った。城陽市役所では奥田敏晴市長らと懇談し「(ライトフライ級で)3団体、4団体を目標に、(フライ級へ)階級を上げることも、視野を広げてやっていきます」と話した。
 次戦は8~9月にWBCの指名挑戦者ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)を迎えて防衛戦となる見通し。その後は一度流れたWBO王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)、もしくはIBF王者シベナティ・ノンティンガ(南アフリカ)との統一戦に向かえるのか。WBAから指名試合を指令される可能性もあり、他団体王者の動向を含め、状況を見極めなければならない。強敵を求め、フライ級へ進出するプランもある。寺地は「ブドラーとやってから考えます。先の動きはわからないので」。自身でコントロールできない部分には悩まず、目の前の試合を勝つことに集中する構えだ。

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