【RIZIN】三浦孝太 YA―MANに1RTKO負けで悔し涙…膝蹴りからのパウンドでプロ初黒星
2023年05月06日 17:30
格闘技
試合は、1R開始すると相手の挑発もありながら、スーパーマンパンチからそのままフロントチョークに捉えた。その後もタックルを決めたりする場面もあったが、徐々にタックルを防がれてしまって相手の打撃を被弾する場面が増えた。
最後はコーナーに追い込まれた孝太がタックルを狙うものの、防がれてしまう。立った瞬間に相手の膝蹴りを被弾。体が崩れるとパウンドの鉄槌を浴びせられてTKO負けとなった。試合後には寝ながら悔しさから涙が止まらなかった。リングを降りてからも孝太の涙が止まることはなかった。
孝太は21年大みそかに格闘家デビュー。YUSHIに見事なサッカーボールキックを打ち込んで1RKO勝利。期待された22年だったが、首のヘルニアや新型コロナウイルス陽性で欠場が続いた。その中で8月には元K―1 MAX世界王者のブアカーオ・バンチャメーク(40=タイ、旧・ポー.プラムック)とキックボクシングのエキシビジョンマッチで対戦も3回レフェリーストップでブアカーオの前に屈して涙を流した。
プロ2戦目となった9月の「超RIZIN」でブンチュアイ・ボーンスーンヌーン(タイ)に1回1分56秒、腕ひしぎ逆十字固めで一本勝ち。デビュー2連勝を飾った。試合後にファンへ「格闘技界の若きキングになるのでこれからも応援をよろしくお願いします」と誓っていた。
プロ3戦目は打撃トップクラスの実力があるYA―MANと対戦。「打撃でも勝負できるように準備してきました。相手はタックルを切る練習をしてきていると思うので、簡単には寝技へ持ち込めない。それに打撃で勝った方が盛り上がると思う」と強気の言葉を並べていたが、苦戦した結果プロ初黒星となった。
▼三浦孝太 悔しいです。パウンドというか、組んでからの、テークダウンを取れた後とか、思っていたより相手の力が強かった。打撃の作戦はTEPPENジムの那須川さんに教わり、MMAにしかない攻撃、意表をつく攻撃を何パターンが用意していたけど、その展開にすらならなかった。申し訳ないです。打撃の部分を信じれば良かった。自分がMMAを初めて2、3年経つけど、経験とか場数の差が出たので、また使っていただける限りは、成長する姿を見せたい。今後も負けを恐れずにチャレンジしていきたい。自分はびびると思っていたけど、リングにあがったときは怖くなかった。引かずにどんどんトライしようと思っていた。パンチ振ったり、攻撃を出せたとは思う。
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