元WBC世界フライ級王者・比嘉 6・24に井岡のアンダーカードで世界前哨戦 「KOで勝つ」

2023年05月23日 16:01

格闘技

元WBC世界フライ級王者・比嘉 6・24に井岡のアンダーカードで世界前哨戦 「KOで勝つ」
次戦へ意気込む比嘉 Photo By スポニチ
 プロボクシング元WBC世界フライ級王者で、現WBA世界バンタム級12位の比嘉大吾(27=志成)が23日、6月24日に東京・大田区総合体育館でWBA世界スーパーフライ級3位のシリチャイ・タイイェン(32=タイ)とバンタム級10回戦を行うことを発表した。
 井岡一翔(34=志成)とWBA同級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)によるWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチのアンダーカードセミファイナルで行われる一戦。この日、都内のジムで会見した比嘉は「年も年なんで。世界を目指すにはそろそろやらないといけないと思っていた。試合を組んでいただいてありがたい。KOで勝ちたい」と世界ランカー同士の対決に闘志を燃やした。

 デビューから15試合連続KO勝利の日本記録を持つ比嘉はバンタム級転向後、WBOアジアパシフィック王座を獲得したが、21年4月の初防衛戦で判定負け。再起後は連勝中だが、20年12月を最後にKO勝利から遠ざかっている。「体力の問題なんですね…自分でもよく分かりません」と頭をかきながら「KOじゃないと見ている方もつまらないと思う」と次戦は2年6カ月ぶりのKO勝利へ意欲を示す。

 今月21日までは千葉県土気町で約1週間、走り込み合宿を行いスタミナも強化。これまでは「疲れるのでやらなかった」と試合1カ月前の合宿は避けてきたが「達成感があったし、いい感じでスパーに入れると思う」と手応えを得た。

 また相手のシリチャイは、比嘉がかつて所属していた白井・具志堅ジムの先輩で、元東洋太平洋フライ級王者の江藤光喜(35)が13年に12回KO負けを喫しており、「先輩が負けているので仇(かたき)を取りたい」と闘志。「いつでも世界戦ができる気持ちでやってきた。いい勝ち方をして次につなげたい」と“世界前哨戦”を見据えた。

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