38歳田中TKO負けで引退…「悔いはない」

2023年06月29日 04:30

格闘技

38歳田中TKO負けで引退…「悔いはない」
田中教仁 Photo By 共同
 WBC世界ミニマム級タイトルマッチは28日、タイのラヨーンで行われ、同級9位で38歳の田中教仁(三迫)は王者のパンヤ・プラダブシー(タイ)に8回2分11秒、TKO負けした。判定で敗れた昨年8月以来の再戦。田中は8回に強打を受けてぐらつき、セコンドが試合終了を求めた。日本ボクシングコミッション公認のタイでの世界戦で、日本男子は27敗1分けとなった。試合後は晴れやかな表情で引退を表明した。
 判定負けした昨年8月の雪辱は果たせなかった。38歳の田中は王者の強打に屈し「判定は狙っていなかった。倒すか、倒されるかだったが、力及ばなかった」と話した。右の強打を浴び続け、8回にぐらつくとセコンドがタオルを持って試合終了を求めた。直前のスパーリングで目を負傷したことも不運だったが「言い訳はしない。最後は出し切れた。悔いはないです」と18年の現役生活に別れを告げた。

おすすめテーマ

2023年06月29日のニュース

特集

【楽天】オススメアイテム