武尊 公表したパニック障害の現状を説明「昔よりは凄くコンディションがいい」
2023年06月29日 19:22
格闘技
武尊は昨年6月に那須川天心に敗れた後の会見で、右拳に加えて腰と膝にも故障を抱え、さらに心療内科でパニック障害、うつ病と診断されたと公表していた。パニック障害の現状について「あれから休養を発表させてもらって、1~2カ月ぐらい練習以外のことをなるべくやらない生活をして、通院しながらという感じでした。だいぶそこでちょっと良くなったので、次の試合をやろうと決めました」と回復が見込めたため復帰に向けて動き出したと明かした。
「この病気っていうのは、多分抱えてる人たちみんなが思うことなんですけど、完治がないっていうか、やっぱり1回そういうふうになっちゃうとまたフラッシュバックして戻ってきちゃったりとか、体に負担がかかったりとかストレスが溜まった時に症状っていうのが大なり小なり出てきてしまう病気ではあるのかなと思います。そことはうまく付き合いながらっていうのはあるんです」と今後の病気との向き合い方を説明した。
そして「今は自分がやりたいことができていて、すごく充実していることもあるし、格闘技以外のこととかも、なるべく体に負担がないようにセーブもできるようになって、昔よりは凄くコンディションがいいかなと思います。多少はあの症状っていうのは、たまに出たりする感じですかね」と現状の病状を説明した。