清水聡、日本最年長王座へ「ロンドン五輪準決勝くらいのビッグマッチ」ラミレスと世界戦

2023年07月22日 16:39

格闘技

清水聡、日本最年長王座へ「ロンドン五輪準決勝くらいのビッグマッチ」ラミレスと世界戦
<フルトン・井上会見>フォトセッションに臨む清水(右)とラミレス(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 25日に東京・有明アリーナで行われるプロボクシングWBO世界フェザー級タイトルマッチの挑戦者・清水聡(37=大橋)と王者ロベイシ・ラミレス(29=キューバ)が22日、横浜市内のホテルで会見した。
 12年ロンドン五輪のバンタム級銅メダリストの清水と、ロンドン五輪フライ級、16年リオ五輪バンタム級で金メダル2つのラミレスの五輪メダリスト対決。清水は「3カ月前に試合が決まり、あと3日後。とうとうその時が来たなという感じ。コンディションも凄く良い」と語り、「ロンドン五輪のメダルを懸けた準決勝くらい自分の中で本当に大きなビッグマッチ。とにかくベルトが欲しい」と勝利を渇望した。

 37歳4カ月の清水が勝てば、35歳9カ月の長谷川穂積がマークした世界王座の日本男子最年長記録を上回る。それでも清水は「「特にそこは意識していない。自分の実力がしっかり出せることに焦点当てている」と自然体。残り3日間の準備が「試合と同じくらい重要」と言い「食事も減量もある。長年やっているので、自分のことは自分が一番分かっている。最高の調整ができればいい」とベテランらしく語った。

 一方で、初防衛を目指すラミレスは「体調は最高です、スーパーです。素晴らしいキャンプを消化してきた」と自信をのぞかせ、清水の印象については「正直言って、あまり情報がないので答えられない」と余裕の回答。メダリスト対決についても「少し昔のことを思い出しましたが、それは2人にとって過去の話。感想はない」と話すにとどめた。

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