魔裟斗　朝倉未来へ“愛のある”厳しい言葉「重要なのは練習以外の時間。同じことしていても成長しない」

　元K―1世界王者でタレントの魔裟斗（43）が、1日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。7月30日に開催された「超RIZIN2」メインイベントのRIZINフェザー級王座決定戦でヴガール・ケラモフにタップアウト負けを喫した朝倉未来について語った。 　未来はケラモフに何も出来ず、1R2分41秒リアネイキッドチョークでタップアウト負け。2度目のRIZINタイトルマッチでもベルトには届かなかった。

　魔裟斗は「未来君と知り合ってからほとんどの試合を見てきたけど、あそこまで一方的にやられたことないんじゃないかな。あっという間だったよね」と率直な試合の感想を述べた。

　そして格闘技に懸ける思いの差が出たと推測。「俺も経験あるけど、格闘技一本でやってる奴は強いよ。レベルが上がって頂点にいけばいくほど、色んなことやってたら勝てないよ。未来くんも色んなことやってるじゃん。それで一番になれるほど甘い世界ではない」と経験論も含めて語った。

　未来は自身のYouTubeチャンネルで「たぶん、やり返しに行きますよ。軽々しく言えないけど、ここで終わるわけにいかないでしょ?やっぱり、気持ちはそっち側にだいぶ傾いているんで。色々と考えて、また話したいと思います」と、現役続行を示唆している。

　このコメントを受けて魔裟斗は「続けるならいろいろと捨ててチャンピオンになる覚悟でやらないと厳しいよね。今回の試合は相当な力の差を感じたはずだよ。良い所なかったもんね。続けて勝とうと思うなら相当な覚悟が必要だよ」と厳しい言葉を並べた。

　さらに「練習だけ続けても無理だよ。重要なのは練習以外の時間。24時間全部をどう格闘技に向き合うかってこと。練習はみんなやるから練習以外の動いてない時間をどう格闘技と向き合うかがトップ中のトップのやり方。そうなると色んなものを捨てないといけないから難しいけどね。現役続けるならそうした方がいいよ。今と同じことしていても成長しないでしょ」と“愛のある”アドバイスを送った。