日本Sウエルター級王座統一戦は王者・出田裕一が初防衛 「中島君はボクシングの能力では上だったが…」
2023年08月08日 23:11
格闘技
プロボクシング日本スーパーウエルター級王座統一戦が8日・東京・後楽園ホールで行われ、正規王者・出田裕一（38＝三迫）が暫定王者・中島玲（25＝石田）を2―1の判定で下した。
ベテランが気迫で逆転勝ちを呼び込んだ。序盤から接近戦を仕掛けながら、中島のパンチを多く被弾。5回終了時の公開採点では2者が中島を支持したが、前に出続け相手のスタミナ切れを呼び込むと、僅差の判定で競り勝った。「左ボディーはものすごく効きました」と率直な感想を述べながら「僕は前に出るボクシングしかできない。中島君はボクシングの能力では上だったが、気持ちで負けなかった」と大粒の汗を拭った。
昨年11月、プロ33戦目での王座初挑戦でタイトルを獲得した38歳の苦労人に三迫会長も「この試合を勝ち切れたことは大きい。評価できる試合だった。年齢だけじゃなく、まだ期待できる内容だった」と賛辞を贈った。
昨年11月、プロ33戦目での王座初挑戦でタイトルを獲得した38歳の苦労人に三迫会長も「この試合を勝ち切れたことは大きい。評価できる試合だった。年齢だけじゃなく、まだ期待できる内容だった」と賛辞を贈った。
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