G1制覇の内藤哲也が会見 3年ぶりの1・4メインへ「東京ドームでの大合唱が一番のモチベーション」

2023年08月14日 16:40

格闘技

G1制覇の内藤哲也が会見 3年ぶりの1・4メインへ「東京ドームでの大合唱が一番のモチベーション」
トロフィーを持ってポースを決める内藤                                Photo By スポニチ
 13日の新日本プロレス両国大会で6年ぶり3度目のG1クライマックス制覇を果たした内藤哲也(41)が14日、東京都内で一明け会見を行った。内藤は2度目の優勝を果たした2017年以来の優勝決定戦で史上初の大会3連覇を目指したオカダ・カズチカ(35)を34分18秒、デスティーノからの片エビ固めで下した。
 一夜明けたこの日、内藤は冒頭で「決定戦から一夜明け、一番ダメージがあるのはやはり睡眠不足ですかね。土曜日の両国大会、そして日曜の両国大会、きょうの会見。3日連続で早起きさせられ、寝不足MAXですよ。こんな状況でモーニングコールを入れた新日本の社員に感謝です」と疲労困ぱいのコンディションを吐露。「優勝できたことはすごくうれしかった。真夏の両国で開催されるG1クライマックス優勝決定戦、しかも観戦ありの状況での優勝。試合後のデ・ハ・ポンの大合唱、気持ち良かった。いい夏を過ごせました」と心境を述べた。

 慣例ではG1優勝者は翌年の1・4東京ドームでのメイン出場が確定的となる。内藤としては21年以来3年ぶりの1・4メインが事実上内定し「俺的には決定と、そう思っています」。試合後のバックステージでジェフ・コブの挑戦を受けたが「挑戦権利証がない以上、たとえジェフ・コブに5秒で負けても、俺は東京ドームのメイン確定なんでしょ。その辺ちょっと考えてもらいたいですね。何もかからないなら5秒で負けても悔しくない」と会社に臨機の対応を求めた。

 過去2度の優勝との違いを問われると「ケガや年齢のこともある。残されたチャンスはそう多くはないと自覚していますし、また来年頑張ればいいや、みたいな時的な余裕はない。今年にかける思いは強かった。ここで結果を残さなきゃ、の思いは過去のG1優勝よりも強かった」ときっぱり。かつて寝食を共にしたオカダを破っての戴冠。「新日本のレスラーにとってG1の優勝決定戦は特別な舞台。オカダとは若手時代に同じ部屋で寮生活をして初めて向かい合えたこと。そのオカダに勝利して優勝できた。過去2回以上に印象があり、価値のある優勝だったかな。それは相手が若手時代一緒に過ごしたオカダだから」と実感を込めた。

 1WGP世界ヘビー級王座はEVILが両国大会で王者SANADAを手錠の刑に処してベルトを強奪。至宝のベルトを巡る争いは風雲急を告げている。「相手が誰であろうが、俺が(1・4で)メインイベントに立つことには変わりない。その相手を倒し東京ドームで大合唱することが一番のモチベーション。対戦相手はそこまで興味はないし、ベストな状況でドームのリングに自身が立つことが一番気にしていること」と不敵な笑みを浮かべた。

おすすめテーマ

2023年08月14日のニュース

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });