ボクシング元東洋太平洋王者・三代大訓 「本当に負けられない戦い」 昨年5月以来の白星へ前日計量パス

2023年08月16日 14:37

格闘技

ボクシング元東洋太平洋王者・三代大訓 「本当に負けられない戦い」 昨年5月以来の白星へ前日計量パス
前日計量をパスした三代(左)と盛勇超 Photo By スポニチ
 【DANGAN 日中対抗戦  ( 2023年8月17日    東京・後楽園ホール )】 プロボクシング元東洋太平洋スーパーフェザー級王者の三代大訓(28=横浜光)が16日、ライト級8回戦の前日計量に臨み、リミットを200グラム下回る61・0キロ、相手の盛勇超(30=中国)は60・9キロでパスした。約1年3カ月ぶりの勝利を目指す三代は「上に行くことを考えている中で連敗は絶対にあってはならない。本当に負けられない戦いになる」と闘志を燃やした。
 17年3月にプロデビューした三代は、18年6月に獲得した東洋太平洋スーパーフェザー級王座を4度防衛するなど、ここまで14戦12勝4KO1敗1分けだが昨年5月を最後に白星から遠ざかっている。今年4月に韓国で行われた同級8回戦では負傷判定で敗戦。準備段階で精神的な甘さが試合に影響したことも明かし「前回の試合が気が抜けていたわけではないが、実力不足だった。あの経験を生かしてこの試合はマジで勝ちたい」と反省を生かす構えだ。

 世界ランカーと海外で戦うことを目標に、まずは国内でのベルト奪取を狙う。6回TKO負けしたものの、4月に米ニューヨークでシャクール・スティーブンソン(25=米国)と対戦した吉野修一郎(31=三迫)の名前を挙げ「吉野さんみたいに世界で戦うためにもうワン、ツーステップ上にいかないといけない。日本で実力者と言われてる人たちに勝って、国内で無双できるようになりたい」と21年12月以来の後楽園ホールでの一戦で次につながる快勝劇を誓った。

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